休むのが苦手な人~頑張りすぎてしまう心の奥にある不安

休むのが苦手だという人
一見、周りから見ると「真面目」「努力家」「責任感がある人」
と思われることが多いかもしれません。

もちろん、それはその人の大切な強みでもあると思います。

けれど、本当は疲れているのに休めない。
何もしていないと落ち着かない。
休んでいる自分に罪悪感が出てくる。

そんな感覚があるなら
ただ頑張り屋さんなのではなく、
もっと心の奥に「立ち止まることへの不安」があるのかもしれません。

 

頑張りすぎてしまう人の中には、
休むことに対して「怠けている」「ちゃんとしていない」
と感じてしまう人が多いのではないでしょうか?
「自分に鞭を打って・・・」なんて、
頭に浮かんできながら頑張っている人もいるかもしれません💦

たとえば
・何かしていないと価値がない気がする
・人に迷惑をかけてはいけないと思う
・期待に応えられない自分が怖い
・弱さを見せるのが苦手

このような気持ちがあると、
心や体が疲れていても、頑張ることをやめにくくなりますよね。

それには、これまでの過去に、特に子どもの頃
「頑張ったときだけ認められた」
「弱音を見せると叱られた」
「出来ない自分を受け入れてもらえる安心感が少なかった」
そんな経験が影響していることもあります。

大切なのは、そんな過去の原因探しをするところにあるのではなく
「そうしないと不安だったんだね」
と、自分の心に気づいてあげることなんです。

 

休めない自分に気づくと
「また無理してしまった」
「どうして私は休めないんだろう」
と、自分を責めたくなるかもしれません。

 

でも、責めないでくださいね。
頑張り続けてきた自分は、
これまで自分なりに、一生懸命に守ってきたものがあるからなのですから。

だからまずは、
頑張りすぎる、今の自分を否定するのではなく、
「私は何をそんなに怖がっているんだろう」
「休むと、どんな思いが浮かんでくるのだろう」
と、やさしく問いかけてみてください。

 

休むのが苦手な人に必要なのは、さらに頑張ることではありません。
まずは、立ち止まったときに出てくる、本音に気づくことです。

「休むと、どんな気持ちになる?」
「何もしない自分を、どう思うの?」
「頑張らないと、何が起こりそう?」
そして、「本当は、誰にわかってほしかった?」

 

こんなふうに、自分に問いかけてみてください。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
大切なのは、無理に変わろうとすることではなく、自分の心を置き去りにしないこと。

少しずつでも
「私は疲れていたんだな」
「本当は安心したかったんだな」
と気づけるだけで、心は少しずつ安心していきます。

 

頑張りすぎる人ほど、
「これくらい自分で何とかしなきゃ」と思ってしまうものだと思います。
でも、心が疲れているときに、
ひとりで抱え込み続けるのはとても苦しいことです。

 

誰かの言葉に触れたり、
自分の気持ちを整理するきっかけを持ったりするだけでも、
少し心が軽くなることがありますから。

休むことは、何かを諦めることではありません。
自分を大切にするための、大事な時間なんです。

頑張り続ける自分を責めるのではなく、
「そうしないと不安だった自分」に、気づいてあげたいですね。