「ちゃんとしなきゃ」が止まらない・・・親の声が心に残っているとき。

「ちゃんとしなきゃ」
その言葉が頭の中で何度も繰り返されて、力が抜けない。
心が休まらない…。
そんなふうに感じることはありませんか?

 

頑張っているのに、安心できない。
休みたいのに、休むことにどこか罪悪感がある。
周りには笑っていられるのに、心の中ではずっと気を張っている。
こんな状態になっていませんか?

・小さなミスも気になってしまう
・頼まれると断れない
・期待に応えたい気持ちが強い
・「ちゃんとしている私」でいないと心配になる

もし、これを読んで「当てはまる」と感じるなら…。
それは、あなたが今までたくさん頑張ってきたからかもしれません。

「ちゃんとしなきゃ」が止まらない自分のことを、
「性格」や「気持ちの弱さ」だと思って、つい悪者にしてしまいがちです。
でも実はそれは、これまでの人生の中で身につけてきた、心の守り方であるだけなんです。

子どもの頃、たとえば…
・いい子でいると褒められた
・失敗すると怒られた
・弱音を言うと、受け止めてもらえなかった
・家族の空気を壊さないように気をつかっていた

そんな環境の中で、子どもは一生懸命に学びます。

「周りの期待に応える私は安全」
「ちゃんとできる私は大丈夫」
それは、当時のあなたが生きていくために必要だった知恵です。

だから、大人になった今も、ふとした瞬間に
親に言われた言葉が、自分の言葉のようによみがえることがあります。
「ちゃんとして」
「甘えちゃダメ」
「もっと頑張りなさい」
「人に迷惑をかけないで」

 

この声に気づくことは、親を責めるためではありません。
あなたの心が、過去のやり方で今もあなたを守ろうとしているのだと
理解することに意味があるのです。

心の中に、厳しい声が出てきて
「失敗したら大変」
「嫌われたら怖い」
「ちゃんとしていれば安心」

こんなふうに言ってくる時、
その奥には、もっと小さな本音が隠れていることがあります。
たとえば…
「そのままの私では、見捨てられてしまう気がする」
そんな怖さです。

この怖さがあると、心はずっと緊張したままになってしまいます。
頑張っているのに、ほっとできない。
ちゃんとやっているのに、満たされない。
そんな苦しさにつながることがあるのです。

最近、「自分軸」という言葉をよく聞きますよね。
自分軸というと、「もっと強くならなきゃ」と感じる人もいます。
でも本当は、自分の気持ちに気づいてあげることから始まります。

「怖いんだね」
「安心したいんだね」
「本当は休みたいんだね」

そんなふうに、自分の中の本音にそっと言葉をかけてあげるだけでも、
心は少しずつ緩みはじめます。
安心したくて、一生懸命ここまで頑張ってきたのですから。

 

今日からできる、やさしい練習!

いきなり変えようとしなくて大丈夫。
小さな一歩で、心はちゃんと変わっていきます。

「今、私は何を怖れている?」と聞いてみる
「ちゃんとしなきゃ」の奥には、たいてい怖さがあります。
それに気づくだけで、心は少し落ち着きます。

 親の言葉を、今のあなたの言葉に言い換える
「もっと頑張れ」→「今の私に必要なペースでいい」
「迷惑をかけるな」→「助けを求めてもいい」
「ちゃんとして」→「私は私で大丈夫」

これは、心の中の厳しい声を、少しずつ味方にしていく練習です。
これからは、「頑張る」ではなく、「自分を大切にする」方向へ。
少しずつ、やさしくシフトしていきましょう(*^-^*)