大府市主催の講座に登壇させていただきました。

愛知県大府市主催の「自分力UP 思春期対策講座~こどものこころとからだを守る講座~」
講師を務めさせていただきました。

今回のテーマは、
「思春期のこどもの自立を支える親の関わり方
~親子の境界線とコミュニケーション~」

思春期になると、
以前は話してくれたのに、最近は何を考えているのか分からない
心配して声をかけると、うるさがられてしまう
どこまで親が関わったらいいのだろう

そんな戸惑いを感じることもあるのではないでしょうか。

 

今回の講座では、この時期の子どもの心では何が起きているのか、
そして親としてどのような関わり方ができるのかを、心理学の視点から一緒に考えていきました。

思春期は、自分で考えたい、自分で決めたいという気持ちが育っていきますが
分かってほしいし、困ったときには支えてほしいという気持ちも残っている時期です。

コロコロと変わったり、矛盾しているような子どもの反応に戸惑いますよね。
けれど、自立に向かっていく途中の揺れとして捉えられてみて!

 

そこで講座では、親子の「境界線」についてもお話ししました。
境界線を持つことは、子どもを突き放すことではありません。

親が担うことと、子ども自身が向き合うことを分けながら、必要なときには支える。
「抱えること」と「任せること」を分けていく視点なのです。

 

子どもが困っていると、どんな気持ちになりますか?

「どうしたの?」
「こうしたらいいんじゃない?」
「ちゃんとしないと」

そんな言葉が出てくるのも、
子どもを思う気持ちがあるからこそだと思います。

けれど、子どもが自分の気持ちを話しているときには、
すぐに答えやアドバイスを返すよりも、まず聴くことが大切な場面があります。

 

講座では、傾聴についても実際に体験していただきながら、

「正す・急かす・先回りする」から、

「聴く・受け止める・待つ」へ。

親の関わり方を少しずつ変えていくことについてお伝えしました。

 

講座後には、
「自分の関わり方を振り返るきっかけになった」
「すぐに解決しようとしていた自分に気づいた」

「待つことの大切さが分かった」
「子どもだけでなく、家庭や職場でのコミュニケーションにも生かせそう」

といった、たくさんのご感想をいただきました。

私自身も子育てを振り返る中で、
「こうしたことをもっと早く知っていたかったな」と思うことがあります。

だからこそ、知識として「正しい子育て」をお伝えするのではなく、

親御さんがご自身の関わり方を振り返りながら、

「少し待ってみようかな」
「今日はまず聴いてみようかな」
そんな一つの選択肢を持ち帰っていただけたら、という思いでお話しています。

そして、もう一つお伝えしたのは
子どものことと同じくらい、
親自身の心にも目を向けてほしい
ということです。

子どものことを心配するあまり、
自分のことが後回しになってしまうこともあります。

 

親自身が自分の気持ちにも気づき、
安心できる時間や、自分なりの幸せを感じられる時間を大切にすること。

それは、親子の関係を考えていくうえで、本当に大切なことなんです。

 

ご参加くださった皆さま、
そしてこのような機会をいただきました大府市の皆さま、
本当にありがとうございました。

 

株式会社ココリアでは、
心理学を日常の中で生かせる形でお伝えしながら、
自分自身や大切な人との関係を見つめ直す機会を届けてまいります。